膝の骨に腫瘍があると言われて・・・小5の娘の体験談

「うーん、膝に腫瘍があるから、大きな病院ですぐに詳しく診てもらって。」
こんな風に言われた1か月ほど前のこと。
突然のこと過ぎて、頭の中が真っ白になったのです。

最初に結論を言っておきますが、
娘の膝には確かに腫瘍がありました。
でも、それは、成長期に見られる良性のもので安心して良いとのこと。
もし、娘と同じような方がいらっしゃったら、私がそうだったように
ご家族は、かなり心配になられると思います。
そんな方のために、なにかの参考になればと思い、
我が家の場合を記録しておきたいと思います。

念のために訪れた整形外科で・・・

1月の終わりごろ、小5の娘が学校でものを拾おうとしたときに、膝がガクッとなった…
と話してきました。
それから、頻繁に膝が痛くて、曲げられない、伸ばせないということが
一時的にあると訴えるので、成長期だし、骨を痛めていたら大変だからと、
念のために近くの整形外科に行ってみることにしました。

腕の評判がいい医者なので、かなり混んでいました。
医者に「大丈夫!」と言ってもらえば安心だし、
筋でも伸びているなら、数日湿布でも貼っていれば治るんじゃないかな?と
心の中で軽く思っていたんです。

いざ、診察になって診察台に寝転んで、膝を医者が曲げると
大きな音でゴキッ!と音がしました。
私も医者もビックリ!
これは、念のためにレントゲンを撮りましょうと言うことになりました。

レントゲンの結果は、特に大きな損傷は見られないとのこと。
安心したのもつかの間、「うーん、ここに腫瘍の跡があるんだよね。。。」
「まあ、気にしなくていいと思うんだけど、大きな病院でMRIを撮ってよく見て
もらったほうがいいから、すぐに紹介状を書くから。」と言われました。

骨に腫瘍!?え?どういうこと?
心配しなくていい?でも、骨にできものができてるってどういこと?
私の頭の中は真っ白になってしまって、言葉がでませんでした。

娘も一緒に聞いていたので、それ以上聞くのも怖かったのかもしれません。
いや、絶対に大丈夫!よね、先生も心配ないって言ってたし・・・でも・・・。
なんだか胸騒ぎがしてよく眠れませんでした。

次の日、学校は遅刻するという連絡をし、朝一番で大きな病院へ行きました。
膝の専門医がいる病院なので、かなり混んでいました。
初診は、午前中でないと診てもらえないのと、予約ではないので、
診察までに数時間待ちました。^_^;
そして、整形外科のレントゲン写真を持参していたのに、
再度レントゲンを撮ることに。

その結果、やはり詳しくはわからないので、MRIを撮ることになりました。
そして、腫瘍のことも言われたんです。
「向こうの先生が心配されていたのは、この部分です。」
「医学的には、OX#$%&’&’(ドイツ語?ってわからなかった)って我々は、
呼んでいて、骨の腫瘍を意味しますと。」

「この腫瘍は、悪性ならば骨肉腫と呼ばれるものです。」
「まあ、MRIを撮れば詳しくわかるから、まずは予約していってください。」と
言うのです。

骨肉腫!?こつにくしゅって、ガンだよね!?
え?なんで?嘘でしょ!!そんなはずはないよね・・・。

娘の前だったので、動揺を出せずにいましたが、
心の中は、泣きだしてしまいそうに真っ暗になっていました。

結局、5時間かかって出た結果が、こんな大きなことになっていたのです。

結局学校は、お休みし、家でゆっくり過ごしたのですが、
私は、娘の顔を見ることができませんでした。
今にもあふれて来てしまいそうな涙を、
娘の顔をみたら抑えることができそうになかったから。

娘がゲームに夢中になっている間に、主人の部屋に行き、
そのことを話し始めると涙はもう止まりませんでした。

主人も「嘘だろ・・・」と言いながら頭を抱えて、
絶望感でどうしていいのかしばらく言葉がでませんでした。

でも、少し冷静になるとまだ結果が出た訳ではないから、
検査の結果を待つしかないと言われ、
そうだね。と私も心を落ち着けました。

子供の前では、絶対に泣いたり悲しい顏も出来ないと思ったので、
それからは、4日間はとびっきり明るく過ごしたように思います。
今思うと、逆に怪しかったですけどね。
でも、夜になると不安で眠れず、何度も何度も目が覚めていました。

不安でネットでいろいろ調べると、骨肉腫は、100万人に3~4人の割合で発症するという
記事をみつけ、大丈夫!そんな低い確率なんだから、娘がなるはずはない!
と自分に言い聞かせましたが、でも、もしかしたら…という不安は、
検査の結果を聞くまでは、ずっとありましたね。

最初の整形外科でとってもらったレントゲン画像を自分で分析しながら、
インターネットで調べていると、同じような画像が見つかるのです。
1つは、成長期に比較的多く見られる両性の腫瘍、
非骨化性線維腫(non-ossifying fibroma)。

どうも、これではないかと思う一方で、
骨肉腫の画像にもよく似ているように見えてくるのです。

何でも自分で調べられる時代になったからこそ、
安心も不安も募ります・・・。

そんな中、4日後にMRIの検査をしていただきました。
私の希望でできるだけ早くしていただけることになりました。
こんな状態で心配ばかり募るのは、耐えられなかったので、
早めに予約が取れたのは、ラッキーでした。

検査には、30分ほどかかりましたが、
診察のは比較的早く呼ばれました。
不安で仕方がない心の中を、娘に知られないようにしながら、
心を落ち着けるように、自分に言い聞かせて先生の診察結果を聞きました。

結果は、膝のガクッとするのは、半月板が少し大きいからかもしれないと。
特に痛めている個所は見られないというので、ひとまずは安心しました。

そして、気になっていた腫瘍のほうも、
詳しくは2週間後に放射線科の医師の診断結果が出るとのことでした。

え?すぐにわからないの?
2週間もまたこんな気持でいなきゃいけないの・・・って思ったのですが、
先生は、「腫瘍は良性だと思うので心配いらないと思います。」と言ってくださったのです。

「これは、非骨化性線維腫というやつで、成長期にできるものでよくあるんだよね~
医学書を見せられて、これと同じと説明されました。

この一言で本当に緊張が解けて、「良かった・・・(*^_^*)、本当に良かった。」と
やっと胸をなでおろすことができたのです。

私が、たぶんこれじゃないかなと思っていた病名だったのです。
非骨化性線維腫は、特に痛みがある訳ではなく、偶然見つかることが多く、
詳しく調べられたことがないために、どのくらいの頻度でおきているかわからない
腫瘍だそうです。

成長期にできるもので、大きくなると消えてしまうことがほとんどなので、
心配いらず、特に経過観察も必要ないとのことでした。
ただ、痛みがでたりなど変化があったら、診察に来てくださいと言われました。

2週間後に検査の最終的な結果を聞きに行きましたが、
この時もはっきり心配いらないと放射線の医師も言ったと聞き、
再び安心できました。

この約3週間は、精神的にいろいろ考えてしまい、
不安との葛藤でしたね・・・。
娘の場合は、良性だったので本当に良かったと思いますが、
最悪の結果だったら・・・どうなっていたんだろ?と今でも思います。

幸い、膝がガクッとすることも無くなり、日常生活も普通におくれるようになって、
今では体験として話せますが、
実際には肉腫になられて、
若くして亡くなってしまったという方もいらっしゃいます。

どんな病気にいつなるかは、誰にもわかりませんが、
だからこそ日々の生活を大事に、後悔の無いように過ごしていかなくてはいけないなと
強く感じました。

重い病気で苦しんでいる方は、たくさんいらっしゃると思いますが、
どうか諦めずに頑張って欲しいと思います。
病気かもしれないと言われただけで、こんなにも不安な気持ちになるのですから、
実際にその病気になられているご本人やご家族の気持を考えると、
いたたまれない気持ちになります。

同時に、健康であることが当たり前の毎日ではなくて、
どんなにありがたいかを身を持って体験しました。

いろいろな出来事があるのが人生ですね。
これからは、今日も1日元気でいられたことに感謝の日々を送ろうと思います。

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